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フォーアド社員インタビューVol.14 『分析力で切り拓く デジタル広告の最前線』2025年8月8日
社員インタビュー第14回目は、2017年にメンバーズに入社し、2025年4月にフォーアドカンパニーに参画された宮本浩貴さん。広告運用業務のプランナー・ディレクターを担当しています。
今回は、宮本さんの経歴や、デジタル広告への価値観、フォーアドカンパニーへの印象についてお聞きしました!
目次
「データ分析に対して、人一倍熱意を持って取り組めることが、自分のディレクターという役割におけるアイデンティティの一つだと考えています。」
——現在の主なお仕事を教えてください
現在は時計メーカーとフィットネスジムの広告運用案件のプランナー・ディレクターを担当しています。
プランナーは、主に広告のプランニングを行い、お客さまに施策を提案する役割です。
具体的には、どの媒体で、どのようなターゲットに、どのようなクリエイティブを配信するか……といったことを検討し提案しています。
一方でディレクターは、そうして決定されたプランニングを実際に遂行する役割です。具体的には広告の入稿や品質管理、改善策の実行などを行う、いわゆる現場監督のような立ち位置です。
——自分の強みと、それがディレクターという役割で発揮される具体的な瞬間はありますか?
自分の強みはデータ分析が好きなことと、その経験が豊富なことだと思います。
広告運用に携わる前から、Webサイトやアプリの運用業務でデータを分析し、それに基づいて改善する業務に携わっていたのですが、その経験が今も活きているなと感じています。
例えば、広告からサイトに流入した人が実際にどのような経路で購買に向かっているのかの行動傾向を把握することや、そこに隠された課題を発見し次の打ち手を考えることに、データ分析は必要不可欠です。
こうしたデータ分析に対して、人一倍熱意を持って取り組めることが、自分のディレクターという役割におけるアイデンティティの一つだと考えています。
——ありがとうございます。データ分析が強みとのことですが、それを自覚したきっかけはありますか?
大学生の頃は理系の研究室に所属していたのですが、実験と分析を繰り返す中で、仮説を立てて実験プランを組み、実行・分析し、結果を基にまた仮説を立てて……といったサイクルで自分の仮説を裏付けていくことに面白さを覚えました。
現在は広告運用という業務に移りましたが、「こういう施策だったらお客さまが来るんじゃないか?」という仮説を立てて広告プランを組み、配信・分析し、結果を見て改善していくというサイクルは似ているなと思っています。
なので広告運用という業務には、今までの様々な経験を最大限活かせています。
「『広告はユーザーと広告主を繋ぐものである』ことを意識して、その実現を追い求めることにモチベーションを感じています。」
——続いては、宮本さんにとっての「デジタル広告」というものを掘り下げていきたいと思います。まず始めに、宮本さんが広告運用業務に参画した経緯を教えてください。
入社して3年ほど携わったWebサイト・アプリの運用案件が区切りを迎えたタイミングで、異動先として広告案件のチームに声をかけていただきました。
先ほど話したように、サイト運用も広告運用も「仮説を検証していく」というサイクルが似ているなと考え、思い切って挑戦してみました。
——挑戦してみて、広告にどのような印象を抱いていますか?
第一印象は、とにかくトレンドの移り変わりが早い業界だなと感じました。
毎年新しい媒体が生まれ、数ヶ月に一度媒体に新機能のアップデートが入る中で、運用のプロとして最新情報を常にキャッチアップし、何ができるようになったのか、ユーザー行動にどのような影響を与えるのかを把握・考察する必要があります。
少し大変ですが、新たな知識を吸収していくのはとても楽しいです。
——やや抽象的な話ですが、宮本さんにとって、「広告」とは何でしょうか?
自分にとっての「広告」は、ユーザーと商品やサービスを繋ぐことでユーザーの持つ課題を解決する役割を果たすものです。
広告はしばしば邪魔者になりがちですが、一方でユーザーの潜在的な課題を掘り起こし、その解決を助ける力を持っています。
なので、「広告はユーザーと広告主を繋ぐものである」ことを意識して、その実現を追い求めることにモチベーションを感じています。
デジタル広告は実際にエンドユーザーの顔を見ることはないですが、成果として数字が増えることや、先方から感謝される瞬間はとても達成感があります。
——宮本さんの広告に対する考え方には、「デジタル広告を再定義する」というフォーアドカンパニーのビジョンと重なるものがあるような気がします。
デジタル広告は今後、どのような変化を遂げると思いますか?
今年からフォーアドカンパニーに参画して、新たに「内製化」という業務に携わることになりましたが、そこにどうやって今までのノウハウを還元していくかを考えることにも、現在はモチベーションを感じています。
デジタル広告の今後を予測するのは難しいですが、広告運用という仕事については、「どう広告成果を上げるか」ではなく、「どう広告主の課題を解決するか」といった、マーケティングの全体設計能力が問われていくようになるのではないかと思います。
5年前の広告運用と比べて、今は機械学習による最適化がとても発展したため、人が介入する余地が少なくなりました。
なので広告に閉じず、今後はよりマーケティング全体を考えられる人材になりたいと思っています。
「業務の内外を問わず、総じてコミュニケーションが活発で、自然とパーソナルな部分を出しやすい環境だな、と思います。」
——最後に、宮本さんのフォーアドカンパニーへの印象を伺いたいと思います。
フォーアドカンパニーへはどのような経緯で参画しましたか?
「もっと色々なクライアントと関わってみたい」という気持ちがきっかけでフォーアドカンパニーに興味を持ちました。
以前参画していた案件が家電メーカー専属のものだったのですが、広告運用という業務でより色々なクライアント・商材と関わることができる「内製化支援」に魅力を感じて、挑戦してみました。
——参画されて約3ヶ月が経ちましたが、フォーアドカンパニーという組織にはどういう印象をお持ちですか?
とにかく仲がよく風通しのよい組織です。
出社日にはチーム全員でお昼ご飯に行くことが恒例になっているくらい業務外でもコミュニケーションが活発で、お互いを良く知ることができ、それが業務にもよい影響を与えていると思います。
——これからフォーアドカンパニーで、実現したいビジョンはありますか?
今後は、人材の育成メソッド構築にも目を向けていきたいです。
複数の案件に参加した経験を通して得られた知見を、内製化支援のクオリティをさらに向上させるために還元したり、若手の育成をしたりすることで、フォーアドカンパニーという組織の拡大に貢献することがひとつの目標です。
目指す将来としては、高品質の広告運用を誰にでも行える体制作りのための、「”フォーアドカンパニー”というひとつのメソッド」を完成させられたらな、と思います。
(以上インタビュー)
フォーアドカンパニー社員インタビュー第14回目は、宮本浩貴さんにお話を伺いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。